紫垣英昭プロフィール
『ニッポン人投資家を "覚醒" させたい・・・』
これからお伝えする「私の半生ストーリー」を読んでいただくことで、投資家としての重要な "メンタル・スキル" を知ることができます。
一般には出回っていない内容なので、ぜひ最後まで熟読していただければと思います。
「人が喜ぶこと、人が幸せになることをやれ!」
私の今の活動のすべては、この恩師からもらった言葉が源になっています。
私は約25年以上、相場の世界で生きてきました。
私自身や、いろんな人の浮き沈みから、
「株式投資で儲けることは "簡単" ですよ!」といった "甘い言葉" は、口が裂けても言えません。
この世界は、やっぱり自ら努力して、自分に負荷をかけて努力をしないと、なかなか上手くいかないのが現実です。
基本を学ぶ局面と、スキルを身に付ける局面は、"力づく" で突破するしかないのです。
これこそが、私がこの世界で身に付けた、『投資の流儀』です。
「人が喜ぶことをしろ! 人が幸せになることをやれ!」
この言葉が、今の私の "原点" であり、一人の人間としての『生き方」、『在り方』の "根本" となっています。
なぜなら、この『言葉』によって、私の命が救われたからです・・・。
「父の予見が的中・・・!?」
1990年代後半、日本の金融の世界は大きな転換期を迎えることになります。
当時の橋本政権が打ち出した、金融制度改革、いわゆる "金融のビッグバン" です。
この改革によって、外為法や、市場環境の規制緩和が大きく進むことから、我々にとって、大きなビジネスチャンスが到来することになったのです。私はこの規制緩和を大きなチャンスと考え、独立に向け動き出しました。
勤めている会社を辞めるわけですから、私にとっては、高校進学以来の大きな "決断" となりました。
当然、両親にはまたも反対されます。(苦笑)
しかし一度言い出したら聞かない私の性格を分かっているので、今回も私が押し切る形で独立に向け準備を進めることになります。
父からは、「石橋を叩いて渡れ」といつもの言葉をもらいました。
新会社の業務は、これまでの自身の経験を生かし、個人投資家向けに株式取引の情報提供業務と、資金の運用を行うことにしました。
これまで、証券会社というところで、"会社の利益" を優先して業務を行っていたことを反省材料にし、これからは「とにかく、顧客の利益を最優先する」という思いを強く持っていました。
自分の信念を貫くため、会社設立後は、執筆、講演活動をこなし、また、大阪府知事の委員要請を受け、半年間、行政の仕事をさせていただきました。
インターネット配信業務も軌道に乗り、書籍の出版、新聞、雑誌の連載や、多額の運用益など会社運営は、順風満帆でした。
しかし、「悪魔」は確実に私に忍び寄ってきます。
いや、むしろ私が「悪魔」を誘き寄せてしまったのかも知れません。
順風満帆だと思えた会社経営は、あっという間に "崩壊" してしまったのです。
会社の借入金を某社に運用を委託していたのですが、その委託先が吹っ飛んだのです。
レバレッジをかけて運用していたことが災いし、資金繰りが悪化。
会社資金は一気にショートし、2008年2月、倒産に追い込まれます。
私の "慢心と油断" が生んだ結果でした・・・。
急場しのぎに自己資金を会社に入れますが、"焼け石に水"・・・
約8年間、一所懸命に経営していた会社を潰し、仕事も、財産も、信用もすべてを失い、もう完全に精神がブッ壊れてしまいました。
勤めていた証券会社 "手数料至上主義" に反旗を翻し、"個人投資家のため" のサービスを行ってきたはずが、いつしか、自らの利益を優先し、証券会社時代に犯した間違いを、再び繰り返してしまっていたのです。
このとき、「石橋は叩いて渡れ」という父の言葉を泣きながら噛みしめていました。
もしかしたら父は、こういうことが起こることを予見していたのかもしれません。
「いっそ死んでしまおうか・・・」
すべてを失った私は、資金を借りていた先、25人の債権者のところに自ら出向き、約2か月をかけて土下座をして回りました。
財布の中には "550円" しかありません・・・。
謝罪した日の帰り道、電車のホームで気が遠くなるような感覚になりました。
「いっそ、死んでしまおうか・・・」
私は無意識の中、電車のホームギリギリに立っていたらしく入線してきた電車の警告音のけたたましい響きに、我に返りました。私は思わず、その場に倒れ込み、泣き崩れたのを今でも覚えています。
後日、私の恩師(現在、弊社の顧問弁護士)に、そんな話をしたとき、
恩師から言われたのが、冒頭の・・・
「人が喜ぶことをしろ! 人が幸せになることをやれ!」
という言葉でした。
この "言葉" に私は、頭をハンマーで殴られるくらいの衝撃を受け大泣きします。
そして私は、"株式市場で再起する" という、もっとも過酷な道を選択する "決断" をします。
「八方塞がりの状況をどれだけ楽しめるか」
しかし、「再起」といっても、全てを失った私には、"茨の道" です。
大きなマイナスからのスタートは、想像を絶するほど困難を極めました。
経済的、精神的障害が、私の目の前に、大きな "カベ" となって、私の行く手を、すべて塞いでいきます。
まさに "八方塞がり" 状態に陥りました。
心は焦るばかりです・・・。
「この状態から抜け出すにはどうすればいいのか・・・」と、
毎日、真剣に考え抜いた結果、私がこのとき出した答えは・・・
「とにかく、暇な時間をなくして、アルバイトをして1円でも多く稼ぐ」ということでした。
とにかく再起のために、1円でも多く稼ぐことに集中すること・・・。
そうして今までとは違う環境に身を置いたことで、ネガティブな考えも徐々に薄れていき、新しい友人もでき、精神的にずいぶん楽になっていきました。
このときの "目的" は、「もう一度、株式市場で再起すること」ですので、とにかく軍資金を確保しなくてはなりません。
「再起」への軍資金の額を "100万円" に目標を定め、とにかく必死で働きました。
アルバイトから帰ってきて、ヘトヘトになりながら、株式市場、為替市場、先物市場、その他、私がいままで培ってきた売買のノウハウに照らし合わせ、毎日、チェックする日々が続き、過去行なってきた3,500回以上の取引を検証し直しました。
しかし、限られた時間の中での検証作業だったため、開始当初は、膨大な量の検証作業は難航します。
取引のひとつひとつの相場の環境、情報元、エントリーの判断理由、そして、当時の自分の考え、決済までの過程など、丁寧に記憶を辿り、ひとつひとつ、答えを出していったのです。
しかし、作業がなかなか進まず、時間ばかりが過ぎていく中、私は、焦りを感じていました。
「本当に、この検証作業は意味があるのだろうか・・・」
「何もアイデアが出なければ、どうすればいいのか・・・」
膨大な資料を目の前にして、自分自身と格闘する日々が過ぎていきます。
そしてやっとの思いで得た "現金100万円" を保証金にして、倒産から約10か月後の2009年1月、株式市場への "復活" を果たしました。
「なぜ、投資を教える仕事をしているのか・・・」
それと大事な話をもうひとつさせてください。
なぜこういった、"人に教えることを仕事にしているか" についてお話しますね。
たまに、こういった質問をいただくことがあります。
「売買で儲ければいいのに、どうして、わざわざこんなことをするの?」
ハッキリ言って、自分の資金で売買やっている方が効率的に儲かることは事実です。
でもね、「自分だけが儲けたところで、誰も感謝してくれないし、生産的ではない」ということに気付いたのです。
仮に今日1日売買して、50万円儲かるとしましょう。
「あ~、今日もそこそこ儲かったな・・・」
これで終わりです。
また、同じように明日が来るだけです。
でも、これを誰かに教えて、その人がいくらかの利益を得たらどうなるでしょう?
その人から、間違いなく、このような言葉をいただけます。
「ありがとう・・・」って。
この時点で、私とその人の "2人" が幸せになれるんです。
私は、「ありがとう」っていう言葉をもらったとき、心から喜べる自分に気付きました。
最初は、一人の「ありがとう」から始まりましたが、この言葉をいただいたときの感激をもっともっと味わいたいと思い、たくさんの個人投資家のスキルアップのために活動し、現在では、2000名以上の方から、「ありがとう」をいただくまでになりました。
一人で売買していたら、誰からも感謝されませんが、「人に教える」ことを始めたことで、2000人以上の人から "感謝" されるのです。
どちらの "生き方" をしたいかと聞かれれば、私は当然、たくさんの人と関わりをもって、たくさんの人から "感謝される生き方" をしたいと思っています。
私の利益なんて、そんなものは後回しで良いんです。
まずは、この通信講座を手にした人が、何かしらの結果を生み出すことの方が、よほど、私にとっては重要な問題なのです。
これが、無料講座を提供する "理由" なのです。
「私が、死ぬまでに実現したいこと・・・」
すでに時代は大きく変わろうとしています。
これは世界経済の変化や、産業の移り変わり、国同士の "パワーバランス" を見ても明らかです。
時代が変わってきているのに、そのままの考えで言い訳がありません。
私たちも、良い方向に変わっていかなければ取り残されてしまうだけなのです。
もう国に頼っていては、生きて行くことも難しい時代に入ってきていることは、誰の目で見ても明らかでしょう。
日本は現在、『人口減少』、『財政問題』を抱えています。
これは長期的にみて日本の株式市場にとっては、『ネガティブ』な要因として、常に意識されることになるでしょう。
米国の著名投資家である、ジム・ロジャーズは、この2つの要因を問題視しています。
福島の震災以降、時代は一気に変わりました。
「他人を出し抜いてでも、自分が豊かになれば良い」といった "古い価値観" は終焉しています。
私は、これからの "時代" に求められる個人投資家像を、以下のように定義付けしています。
"『志』を同じくした仲間とともに、大切な人を守り、国に貢献する個人投資家"
そして "仲間" の定義は、
"カネ" の力で繋がっている関係ではなく、"志" で繋がっている関係のこと。
こんな投資家仲間と人生を最後まで過ごせたら、とても幸せだと思うのです。
このことを私たちは、
「ニッポン人投資家が復活すれば、ニッポン経済は必ず復活する。」
という言葉に、コンセプトとして思いを込めました。
"ニッポン人投資家" が力を付けることで、日本経済が良い循環を起こし、日本人全体がハッピーになる!
これこそが、私が死ぬまでに実現したいこと・・・。
そして私は、今いる2000名以上の受講生や、あなたと、人生の夢や目標を共有して、たくさんの仲間と共に、「大切な人」を幸せにし、そして、「ニッポン」という国に貢献したいと考えています。
あなたは最近、誰かに自分の夢を語ったことはありますか?
自分の人生、生き方について、真剣に考えてみたことはありますか?
"幸せにしたい誰か" を幸せにできていますか?
だから・・・
一緒に未来への "一歩" を、踏み出してみませんか?