紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ２万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書３冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
今回はドル円に関して
のメルマガになります。
ニュースでもよく円安
物価高と取り上げられる
機会が多いかと思います。
光熱費やガソリン代も
高騰し今後の生活が
不安な方も多いのではないでしょうか！？
ドル円は2022年の10月に
151円をつけました。
その1年前はおよそ109円
付近で推移していた事を
考えると円安の勢いは異常ですね！
そして高値から調整し
127円付近まで下落しましたが
再度150円付近に迫る勢いです。
日足では三点天井のような形ですが、
三点天井は基本的に
真ん中の山が一番高くなります。
「ドル円チャート日足」
今回は3回目の高値が
一番高い形状となり、
下がり始めていますが、
本来の形の三点天井では
ありません。
このままレンジを抜けて上昇し
150円を目指すかもしれません。
チャート理論は分かっていても
今回のような三点天井に似せて
騙してくる事もよくあるので
注意が必要です！
月足ベースだとまだ
上昇余地がありそうですし
前回の高値を超えずに
陰線が出現するとダブルトップ
結成の可能性が高まり
調整濃厚となります。
ドル円チャート：月足
日経平均とドル円の相関性は
強いと思いがちですが、
その時の相場状況によって異なってきます。
本来であれば以下のパターンです。
1. 円安→株高
2. 円高→株安
相場状況によっては
3. 円安→株安
4. 円高→株高
となります。
相場での固定観念は非常に危険です。
常に自分の予測シナリオと
逆に行くパターンを想定し
対処していくのが、相場の世界で
生き残っていくための重要な要素となります。
今の相場は1～4のどれに
該当するのか把握しながら
今後のトレードの参考にして下さい。
紫垣
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