紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
今回は一目均衡表の
見方や考え方に関しての
メルマガになります。
説明する事が多いため
3回のメルマガに分けて
配信しますのでお見逃しのないように!
一目均衡表とは!?
日本人が生み出した
テクニカルチャートの一つです。
莫大な労力と時間を
かけて作られた指標と言われています。
ポイントとしては、
このテクニカル指標のみで
売買の判断は危険なので、
あくまでも参考程度で取り組んで下さい。
「一目均衡表チャート」
1. 上雲(赤雲)赤く表示されているのは
上雲(うわぐも)と言われています。
基本的に上雲の上にローソク足があれば、
株価は上昇しやすい状況にあります。
上雲の下は無風なので、
重力で下に落ちやすい状況になります。
2. 下雲(青雲)
青く表示されているのは下雲と言われています。
基本的に下雲の下にローソク足があれば、
株価は下落しやすい状況にあります。
下雲の上は無風となります。
基本的に上雲・下雲の中は
もみ合いの状況にあるため
不安定な動きになりやすいです。
「一目均衡表の線」
A) 基準線(赤い線)
過去26日間の(最高値プラス最安値)を
2で割ったものです。
「基準となる線」という位置づけにあり、
基準性の方向(上向き・下向きが)
相場の方向性を示す基本的なラインです。
B) 転換線(黄色い線)
過去9日間の(最高値+最安値)を
2で割ったものです。
短期的な指標を見るのに使います。
C) 遅効線(緑色の線)
本日の終値をチャートの
26日前に表示したものです。
これら使うことで相場の
トレンドを見ることができます。
D) 変化日
もみ合いが消える日で
この変化日は何かが起こる
可能性が高くなります。
(上昇相場から下落相場に転じたりする)
株価は上昇・下降・もみ合いの
どれかと言われていますが
変化日はもみ合いが無くなる
日と言われています。
これが一目均衡表を
見る際の基本となります。
この機会にぜひ覚えておいて下さい。
次回のメルマガでは
具体的に一目均衡表を
使っての判断方法に
関してお伝えします。
紫垣
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