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紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
今回は一目均衡表の
見方や考え方に関しての
メルマガになります。
説明する事が多いため
3回のメルマガに分けて
配信しますのでお見逃しのないように!
一目均衡表とは!?
日本人が生み出した
テクニカルチャートの一つです。
莫大な労力と時間を
かけて作られた指標と言われています。
ポイントとしては、
このテクニカル指標のみで
売買の判断は危険なので、
あくまでも参考程度で取り組んで下さい。
「一目均衡表チャート」
![](https://openeducation.co.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/202312011.png)
1. 上雲(赤雲)赤く表示されているのは
上雲(うわぐも)と言われています。
基本的に上雲の上にローソク足があれば、
株価は上昇しやすい状況にあります。
上雲の下は無風なので、
重力で下に落ちやすい状況になります。
2. 下雲(青雲)
青く表示されているのは下雲と言われています。
基本的に下雲の下にローソク足があれば、
株価は下落しやすい状況にあります。
下雲の上は無風となります。
基本的に上雲・下雲の中は
もみ合いの状況にあるため
不安定な動きになりやすいです。
「一目均衡表の線」
![](https://openeducation.co.jp/media/wp-content/uploads/2023/12/202312012.png)
A) 基準線(赤い線)
過去26日間の(最高値プラス最安値)を
2で割ったものです。
「基準となる線」という位置づけにあり、
基準性の方向(上向き・下向きが)
相場の方向性を示す基本的なラインです。
B) 転換線(黄色い線)
過去9日間の(最高値+最安値)を
2で割ったものです。
短期的な指標を見るのに使います。
C) 遅効線(緑色の線)
本日の終値をチャートの
26日前に表示したものです。
これら使うことで相場の
トレンドを見ることができます。
D) 変化日
もみ合いが消える日で
この変化日は何かが起こる
可能性が高くなります。
(上昇相場から下落相場に転じたりする)
株価は上昇・下降・もみ合いの
どれかと言われていますが
変化日はもみ合いが無くなる
日と言われています。
これが一目均衡表を
見る際の基本となります。
この機会にぜひ覚えておいて下さい。
次回のメルマガでは
具体的に一目均衡表を
使っての判断方法に
関してお伝えします。
紫垣
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