紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
今回はスイング売買での
逆指値の有効な使い方
に関するメルマガになります。
トレードスタイルは
個々によって様々ですが、
逆指値を使った経験はありますか!?
逆指値というと
例えば自分が決めた
損切りラインまで
株価が下落した時に
自動的に発注設定を
する方が多いかと思います。
私がリスク管理のために
よく実行する逆指値の方法は
以下の戦略になります。
エントリー価格より株価が
上昇し、その後何かの原因で
株価が下落、含み益から含み損に
なるのを防ぐために買値価格の
少し上に逆指値を設定します。
このように逆指値を
使うことで、例え利益を
失ったとしても損失を
防ぐ事ができます。
注意ポイント
例えばA銘柄を購入し
利益が浅い段階で
逆指値を設定すると
日中での動き次第で、
決済される可能性があります。
投資資金によって
異なると思いますが、
利益が5000円や1万円程
含み益になったぐらいで
少しでも利益が残る範囲で
逆指値を設定してみて下さい。
「Sansanチャート:4443」
例えば上記のチャートで
解説します。
買いエントリー後は
株価は上昇しましたが
その後は下落に転じました。
買いエントリー後、
翌日買い価格より少し上に
逆指値を設定しておけば
損失を免れたパターンです。
この逆指値の使い方を
活用すれば、負けずに
すむのでメンタル的にも
安心できます。
今後のリスク管理の
一つの方法として
ぜひ活用してみて下さい!
紫垣
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