【今週の相場展望】あなたは「デフレ派」? それとも「インフレ派」?

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

こんにちは。
紫垣です。

最近の株式市場ですが
株価は大きく下落しています。

要因は色々あるかと思いますが
米国長期金利の上昇や
利下げ期待の後退、
そして中東情勢が緊迫化していることなど
株式市場にとってネガティブな要因が
続いています。

でも個人的には上がり過ぎた反動の
調整だと考えています。

日経平均は今年の1月の株価は
3万3000円台から
今年の3月には高値
4万1000台まで約8000円の
大幅上昇となりました。

日経平均株価は通常時でも
10%程度の調整は起きており
ここからさらに下げて3万円を割るような
イメージは持っていません。

「日経平均チャート」

35000円台まで下がる可能性は
十分にあるとは思いますが、
私はそろそろ「押し目買い」のタイミングが
来ているものと考えています。

調整が終わり再度上昇する際は
大チャンスになるわけで
ここからは積極的に資金管理をしながら
買いに向かう場面ではないでしょうか!?

今週から、1-3月期の決算発表が
本格化します。
業績の上方修正によって、
株価の水準が引き上がることも考えられます。

私はもう、日本はインフレ経済に移行していると
考えているので、株価が下がっても
むやみに損切りをすることは考えず
徹底した「押し目買い」を実行しています。

デフレの時は、確かに損切りは重要でした。
でも「インフレ経済」では、株を簡単に
手放すべきではないと、私は考えています。

さて、あなたは
「デフレ派」? それとも「インフレ派」?

今週も頑張っていきましょう!

紫垣

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この記事をかいた人

投資家 / オープンエデュケーション株式会社代表取締役。1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、 日経225先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。著書に『初心者でもがっぽり儲かる大化け「低位株」投資法』(幻冬舎)『億を稼ぐ投資法則』(ユウメディア)『少額資金で儲ける株ゴー ルデンルール』(ユウメディア)がある。