【今週の週間展望】 雇用統計イベントを通過し、上昇トレンド入りか!?

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

こんにちは。
紫垣です。

早いもので9月に
突入しました。

まだまだ暑い日々が
続きますが夜になると、
少し心地よい風を感じ
涼しく感じます。

秋の足元がもうすぐそこに!!!

さて株式市場ですが、
注目の雇用統計が発表されました。

非農業部門雇用者数が
前月比18.7万人増と
市場予想の17万人増を
上回ったものの、
失業率は3.8%と22年2月
以来の高水準となりました。

また、平均時給の伸び率が
市場予想0.3%を下回る
0.24%となったことから、
インフレ懸念が後退し
米国市場は雇用統計の
内容を好感し、NYダウは
+115ドルと反発し終えています。

米国市場は、
本日毎年9月の第一月曜日を
レイバーデー(Labor Day)の
祝日と定められています。

9月5日(火)は米国の
レイバーデー明けとなり、
海外投資家が夏季休暇から
戻ると言われている時期となります。

好地合い日本株の
メインプレイヤーである
海外投資家の売買が活発に
なるので好材料となりそうです。

そして日経平均は25日線が
75日線へのデットクロス現象を
懸念しましたが、
さらなる下落の圧力とはならず
切り返し再度25日線を越えて
前回の高値への戻りトライ中です。

【日経平均チャート】

ポイントとしては
25日線が下向きですが
一番重要な基本線の75日線は
上向きで、上昇トレンド継続中です。

ここからは弱さが見えるまで、
積極的に売買していきたい場面です。

今週も頑張っていきましょう。

紫垣

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