紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
紫垣です。
連日の経済ニュースで
日経平均の急上昇が取り上げられています。
前回メルマガでお伝えしたマザーズ
指数にも狙い通り資金が入ってきましたね。(良かった!)
少し前、私もさすがに日経平均は短期的に
上昇しすぎだろうと思い、
先物の空売りを入れたのですが、
さらに上に行く動きが見えたので
すぐに損切りを実行しました。
今回の私の例のように、
思惑と逆にいった時は、
必ず何かしら対処をする
必要があります。
私の対処法
・自分の決めているラインで損切りの実行
・保険(ヘッジ)で反対玉を保有し様子を見る
やってはいけない事は
「必ず戻ってくるだろう」と
自分の都合のいいように考えて
放置するのが一番危険なので、
自分のルールを破らない
ようにメンタルコントロールしていきましょう。
以下、2013年のアベノミクス相場と
今回の上昇をチャートで比較してみました。
【2013年:アベノミクス相場】
【2023年:上昇トレンド相場】
当時と今回とでは、
経済、金融の環境が大きく異なりますが、
相場の力強さという点では
似ている部分もあるでしょう。
ただ今回は、円安要因や、
日本の内需が力強さ増していること、
コロナ脱却で外国人観光客が倍増し
国内景気回復でプラス材料も多いのも事実。
では、ここから
バブル最高値を更新するのか!?
おそらくこの数年以内には
それが現実になると考えています。
しかし、今回のように
短期的な急上昇の後は、
必ずどこかで大きな調整があるものです。
現在の相場は上昇トレンドに入って4ヶ月目です。
6ヶ月目付近辺りで流れが変わったりする事が
多いので、今年の夏場前後は、
一時的な下落も想定しています。
あまり楽観的になりすぎず、
新たな新規買いは常に警戒を持って
ポジション管理をしていきましょう。
紫垣
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