厄介な中国政府発言は株式市場にも悪影響!?

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

こんにちは。
紫垣です。

最今回は中国政府の
発言に関して取り上げます。

東京電力の
福島第1原発処理水の
海洋放出が始まって以降、
「中国で訪日団体旅行の
予約キャンセルが相次いでいる」
と一部メディアが報じました。

例え中国観光客が減少したとしても
円安の影響もあり世界中の
観光客が訪日されているのが現状です。

この影響で韓国系、
訪日外国人向け旅行業の
HANATOUR JAPANの
株価が大きく下落しました。

現在は下げ止まり株価は
横ばいで推移しています。

【HANATOUR JAPAN:6561チャート】

 

何があっても株価が大きく
動いた後はリバウンドの
動きが見られるのは
いつものお決まりパターン。

ここからの反発を
期待し注目しておきましょう。

そして中国政府は
中央政府機関の職員に対して、
アップルのiPhoneや
その他外国製のデバイスを
職場に持ち込み使用することを
禁じました。

今回のことでアップル関連
銘柄のボラティリティが
高まっています。

今週はAppleの新製品発表会も
控えており、思惑的な動きが
強まる公算があります。

村田製作所やフジクラの
関連銘柄にも注目しておきましょう。

【村田製作所:6981チャート】


【フジクラ:5803チャート】

株式市場では政府の発言や
個別銘柄での好材料や悪材料
によって暴騰又は暴落する
ケースがよくあります。

しかしながら大きく動いたとは
リバウンド狙いのチャンスに
なります!

目先の動きに振り回される事なく
冷静に対処していきましょう!

紫垣

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