紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
最近は市場の地合いが悪く、
毎日乱高下する展開が継続していますが、
トレードの調子はいかかがでしょうか!?
今回は安全資産と知られる金と株価の
相関性に関してお伝えします。
一般的には「金」と「株価」は逆相関する
ものと認識されています。
詳しく言いますと株価の上昇=金の下落
株価の下落=金の上昇となるわけです。
なぜこのような現象が起こるのでしょうか!?
経済が好調な時は株価が上昇するので
投資家の方は株を購入します。
しかし株式市場に何かしらの企業や
経済に何かしらの打撃を受けると
リターンが大きい分リスクも高いのが
株式市場なので資金が金市場に向かうわけです。
株式とは逆に金の持つ価値は
簡単に下落するものではありません。
万が一の時にも安全な資産という
側面を持っているので逆相関現象が
起こる原因となっています。
現在の日経平均と金の価格に関しての
チャートを見ていきましょう。
「日経平均チャート」
「金の価格チャート」
日経平均が下落に対して金の価格は
暴騰し逆相関の動きとなっていますね。
しかし、日経平均が上昇し金の価格も
上昇する時もあるので注意が必要です。
株式市場が経済的なダメージを受けての
大きな下落の際は金の価格が上昇する
可能性が高まるため金のETFなど購入しみては
どうでしょうか!?
では良い週末をお過ごしください!
紫垣
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