紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
さて株式市場では先週金曜日に
米11月雇用統計が発表されました。
平均時給などが市場予想を上回る
内容となり、早期での利下げ期待が
やや後退する結果となりました。
急激な動きを見せたのは
ドル円の動きです。
植田日銀総裁のコメントを材料に
ドル円は一時、141円台まで急落。
その影響もあり、東京株式市場では
先週、急落する動きになりました。
株式市場、為替市場とも
乱高下の動きになっています。
今回のドル円、株式市場の乱高下は
おそらくヘッジファンドや、大口投資家の
利益確定による巻き戻しが原因とみられています。
株式市場においては、30500円から急上昇し、
利益確定のタイミングにあったこと、
そしてドル円市場では、円売りポジションに
傾けていたヘッジファンドが、日本の金融政策を
敏感に感じ取り、一旦利益確定に動いたということです。
そもそも日銀がマイナス金利を解除しても
ゼロ金利政策は継続されます。
依然、日米金利差は大きな開きがあり
今回のドル急落はあくまで利益確定による
一時的な動きだった可能性が高いでしょう。
株式市場においては今後も
急上昇と急落を繰り返すことになると思います。
ならば我々個人投資家のスタンスとしては、
株価が急落したところを買い、
急上昇した時に利益を確定するという
レンジトレードがもっとも上手くいくと思います。
実際に僕も日経平均株価のレンジの動きで
仕込みから利益確定を波乗りのように
トレードしています。
今のトレードのポイントは
「急落を仕込む」ということを
念頭においておきましょう!
今週もファイト!
紫垣
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