【雇用統計】今後の株価に影響を及ぼす理由とは・・・

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

『一歩先行く株式トレーダーに!
ニュースから相場の動向を読み取る方法」
↓   ↓
https://youtu.be/wNvEh2uH92s

こんばんは、紫垣です。

今夜の日本時間の21:30,
6月米国雇用統計が発表されます。

前回の発表では、
市場予想の32.5万人増に対して
39.0万人増でした。

また、失業率は、3.5%予想に対して3.6%、
平均時給は前月比+0.4%のところ
+0.3%となり、判断が難しい内容でした。

今日発表の雇用統計の見所ですが、
足もと発表される経済指標が、
米成長の鈍化を示唆する内容のものが
目立ち始めており、
仮に、労働市場に下押し圧力が
示されれば、景気後退が意識され、
市場はリスクオンの流れへと一気に
傾く可能性があります。

JOLT求人件数は
未だ過去最高レベルを
維持しているものの、

足もと失業保険継続受給者数が
底打ちから増加に転じ始めているほか、

先日発表された、
ISM製造業景況指数の
雇用指数も強弱判断の
50を下回るなど、
弱さを示す指標も目につきます。

現在の株式市場は
急激な利上げペースが
オーバーキルを
(急激な利上げに伴う景気失速)
招くということを織り込んでいるので

労働市場の低下が
利上げペースを緩やかにするという
解釈になれば、株式市場は
上昇が加速することも考えられます。

いずれにせよ、
今夜発表の雇用統計は
今後の株式市場の試金石と
なりそうなので注目です。
↓  ↓
https://youtu.be/wNvEh2uH92s

では、良い週末を!

紫垣英昭

 

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