暴落したときに考えること・・・

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

株価暴落の今こそチェックしておきたい
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紫垣です。
年初の幸先の良いスタートとは一変、
昨日の株式市場は、844円安の
暴落で取引を終えました。

本日に至っては、
マザーズ指数がザラ場安値を更新し、
松井証券の店内マザーズ銘柄の
信用評価損益率は、
再び、マイナス30%を超えています。

暴落の理由にされているのが
昨晩、米国でFOMCの議事要旨で
米国の利上げが予定より早まる、
また日本でのオミクロン株の拡大で
蔓延防止措置が発表されるという
ことで売られたといわれています。

でも、日本株の売られ方は異常で、
首をかしげたくなるほどの
下げ方をしています。

なぜか?
今の岸田政権は、株式市場に興味がなく
ヘッジファンドはやり放題ということだと思います。

あの総理は、
株を上げたくないのではないかと
疑いたくなります。

じゃあ、岸田さんが総理大臣でいる限り
株はダメなのかというと、
それは違うと思います。

市場は成長性を求めて動くので
「銘柄選択能力」さえ身に付ければ
十分勝ち目はあるのです。

目先の株式市場は、
米国の利上げを嫌気して
成長性のある銘柄から
割安な銘柄に資金が向かっています。

つまり緊急避難的にディフェンシブ銘柄
(公共、食品、割安株)に
資金が向かっているのです。

今日は、米国の長期金利が
1.7%台に入ったことから
銀行株が買われています。

今は確かに、バリュー銘柄が
買われていますが、
これは一時的なことに
過ぎないと思っています。

なぜなら割安株には
それなりの理由があるからです。

お金は結局のところ
成長性の高いものに集まります。

したがって暴落している今こそ
成長性のある銘柄を安値で
仕込めるチャンスなのです。

今、株式市場は、
インフレや、タカ派に傾いた
FRBのスタンスによって
「株はもうダメかも・・・」といった
ムードになりつつあります。

だからこそ、周りの感情に
流されてはいけません。

今、成長性のある銘柄に
投資をする最大のチャンス!

少なくとも僕は、
そう考えています。

なので今、このタイミングで
もういちど「会社四季報」を見て
成長性の高い銘柄を探してみてください。

「えっ、こんなに安いの??」
という銘柄がたくさん見つかると思います。

見つけた銘柄をノートやエクセルに
記入しておきましょう。

あとは、投資のタイミングです。
今、悪材料を株価が織り込みにいっているので
もう少し下がることも考えられます。

みんなが総悲観になった時が、
一番の投資のタイミングです。

上がった株価は下がりますが、
急に下がった株価は戻るのが常です。

「暴落」したときに売るのではなく
買いの準備をすることを
覚えておきましょう!
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株価暴落の今こそチェックしておきたい

紫垣

【追伸】———————————–
本日、日本時間の22:30、
米国11月雇用統計が発表されます。

今回の雇用統計は、
今後の金融政策に影響を与える
ことになるかもしれません。
22:30以降、米国株式、為替市場、
日経先物の動きはチェックしておきます。

日本は10日月曜日が祝日なので
11日以降の投資戦略を考えたいと思います。

またこのメルマガでお伝えできればと思います。

では、良い週末を!

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