紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
ウクライナ問題が
緊迫化してきています。
ロシアのプーチン大統領が、
ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が
実効支配する一部地域の独立を承認し、
軍の派遣を決めました。
これを受け21日、国連の安全保障理事会は、
ウクライナ情勢を巡る緊急会合を開催。
バイデン米政権は、
経済制裁の発動を表明しており、
米欧とロシアの対立激化が
世界経済の波乱要因になると
警戒感が広がっています。
原油価格は、1バレル100ドルまで
上昇するとの見方が大勢になるつつあり、
今後、物価上昇に拍車がかかる
可能性が強まってきました。
これらの状況から昨日の日経平均株価は、
欧米とロシアの交渉が難航するとの思惑から
一時600円を超える下落となり
株式市場はネガティブに反応してしています。
では今後の株式投資戦略について
どのように考えるべきなのでしょうか。
当面、ウクライナ情勢を受け
株価は乱高下する動きになると思います。
直近安値の26044円を割り込む可能性も
十分にあると思います。
しかしながら、日経平均株価が
25000円台に突入するなら、
目先の底入れは近いと思っているので、
僕は「買い姿勢」を強める投資戦略を
考えています。
もっとも、大底で買えるわけはないので、
「買いポジション」を取っても
一時的に含み損になることもあるでしょう。
なので、僕は2-3段階で、
押し目を買う戦略を考えています。
対象銘柄は、内需株を中心に
東証1部銘柄をメインに買うつもりです。
また東証マザーズ銘柄の中でも
一部の銘柄に底入れしてきていると
思われる銘柄も出てきています。
これらも、今回の下げを利用して
「買いスタンス」で臨みたいと思います。
ご参考まで
紫垣
【追伸】——————————
今回の紛争では、エネルギー価格の
上昇に拍車がかかりそうですね。
なので、以下も必ず読んでおいてください!
価格高騰で注目のエネルギー株
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