ゴールデンウィーク前の値動きには要注意!?

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

『5月相場の投資アノマリー「セルインメイ」は本当?』
https://openeducation.co.jp/media/sell-in-may/

こんにちは。
紫垣です。

長期休暇ゴールデンウィークが
近づいてきましたね。

相場での格言にセルインメイが
思い浮かびますが、
どういった意味があるのでしょうか?

セルインメイとは!?
株は5月に売却せよという格言です。

もちろんアノマリーなので
理論的に説明することができないものの、
経験的に観測される
マーケットの規則性のことを言います。

ヘッジファンドが投資家から
解約を受け付ける場合、
以前は決算期の45日前までに
申し出る契約となっていることが
多いとされています。

そのため4半期決算
(3月・6月・9月・12月)の
45日前である2月・5月・8月・11月に
株価が下落する傾向にあると言われています。

しかしながら、毎年そういった動きに
なるとは限らないため
いずれにせよ長期休暇前の
利益確定の動きには
警戒しておきたいところですね。

去年2023年のゴールデンウィーク前後の動き

【日経平均チャート】

格言とは逆に日経平均は
大幅上昇する結果となりました。

【今年現在の日経平均チャート】

現在日経平均は1月から上昇トレンドに入り
5月で5か月目に入ります。
3カ月周期や6カ月周期で
トレンド転換に入る事が
よく起こるので一旦調整に
入る可能性が高いと
個人的には判断しています。

今後の動きに注意して
動向を監視していきましょう!

紫垣

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この記事をかいた人

投資家 / オープンエデュケーション株式会社代表取締役。1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、 日経225先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。著書に『初心者でもがっぽり儲かる大化け「低位株」投資法』(幻冬舎)『億を稼ぐ投資法則』(ユウメディア)『少額資金で儲ける株ゴー ルデンルール』(ユウメディア)がある。