紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
こんにちは。
紫垣です。
日経平均株価ですが少し調整色が
強まってきたような感じですね。
急激に上がってきた銘柄も
一服感が漂い、
今後の株価のパターンが気になるところ・・・
ということで今回のメルマガは、
株価が天井圏の際に
比較的空売りの勝率が高い
チャートパターンに関してお話します。
まずはチャートをご覧ください。
「ディップチャート:2379」
矢印のローソク足を
トンカチローソク足と呼びます。
上髭を結成し、安値と終値が同値で
終わるパターンです。
投資家の心理としては
取引時間中に上昇したものの
取引が終わるにつれて
売る人が増加したため
このローソク足が結成されます。
つまりこの後
株価は下落するだろうという
投資家心理の表れと判断できます。
特に株価の天井圏で
このトンカチローソク足が
現れたら空売りを仕掛けます。
「ディップチャート:2379」
空売りエントリー後、想定通り下落したので
陽線が出現した時に利確するルールです。
買いエントリーや利確のタイミングは
サインが出たその日の15:00前又は翌日の
寄り付き前でもどちらでも構いません。
損切りルールはトンカチローソク足の
安値を割り込んだら損切りの実行をします。
株価の高値圏でのトンカチ足が出現したら
積極的に空売りを仕掛け利益を狙ってみて下さい。
ただし!!!
現在の株式市場の基調は強く、
「空売り」は非常にリスキーなので
必ず「逆指値注文」などを使って
できるだけリスクを少なくする必要があります。
「空売り」は十分注意が必要です。
紫垣
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