紫垣英昭
昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介
米国利上げ、暴落は続くのか?
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先日行われた、
米連邦公開市場委員会(FOMC)で、
パウエルFRB議長の声明文では、
「まもなく引き上げるのが適切だ」と表明し、
次回、3月に行われる
米連邦公開市場委員会(FOMC)での
利上げを示唆しました。
また、保有資産の縮小も
「利上げプロセスの開始後に取り組む」と述べ、
インフレ抑制に向けて金融引き締めを
進める考えを示しました。
これは、インフレを鎮静化させるという
FRBの強い姿勢を市場に示した
ことになります。
バランスシートの縮小は
今年後半という見方でしたが、
今回の声明では、
年半ばの可能性を示唆しました。
これが先日の株価暴落を招きましたが
では、米国が今後、利上げを行えば
株価はどんどん下がるのでしょうか?
僕の答えは「NO!」です。
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なぜ、そう言えるのか?
過去、1回目の利上げが行われる前後は
確かに株価は大きく崩れます。
また急落と急上昇を繰り返す
乱高下相場になります。
しかしながらその後は
「業績相場」に移行するため
好業績銘柄を中心に上昇し、
株価指数もそれを織り込む形で
上昇していくのがこれまでの動きです。
僕は、おそらく今回もこれまでと同じように
年中盤以降は、インフレも沈静化し、
株価も上昇に転じると考えています。
今回の利上げともに
オミクロン株が沈静化(NYでは減少している)
すれば、インフレ圧力も弱まり
株価は上昇に転じることに
なると思います。
問題は、これらの状況を
FRBが見誤り、過剰に利上げを
実行してしまうと、景気後退へ
向かうことが考えられるので
そうなると、株価はさらに下落することが
想定されるのです。
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https://openeducation.co.jp/media/us-rate-hike/
紫垣
【追伸】———————————–
昨日時点の松井証券店内の
東証マザーズの信用評価損益率は
マイナス38.67%と、壊滅状態にあります。
最後のセリングクライマックス的な
売りが出れば、需給は改善されることに
なると思います。
したがって当面、新規の買いは
控えるのが妥当でしょう。
しかしながら、そろそろ今から
業績が良く、キャッシュフローが
しっかり実現できている銘柄を
探しておくべきタイミングだと思います。
そして株価が総投げ状態に
底値で買い準備を進めておくのが
1年後、良い結果を生むための
重要な投資戦略になるはず。
ぜひ、あなたも今から
準備を進めておいてください。
では、良い週末を!
ぜひ、こちらも一度ご覧ください!
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