ヘッジ

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

ヘッジどは「回避する」という意味ですが、金融の世界ではリスクヘッジのことを指しており、リスクを避けたり減らしたりすること、または、その方法のことを言います。

例えば、価格変動などのリスクがある金融商品を運用する場合、想定していた方向と逆に動いて損をしてしまうことがあります。

そのため、損失がこれ以上大きくならないように損切りしたり、買うタイミングをずらして平均購入単価が安くなるようにしたりする方法などが用いられます。

また、価格変動に関連のない商品を組合せて(分散して)買ったり、「買い」と「空売り」の反対ポジションを取って市場全体が下落しても損失が出ない(少なくする)ようにしたりするなどの方法も用いられます。