株初心者におすすめ株投資情報サイト10選!【2021年最新版】

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紫垣英昭

昭和62年証券会社に入社し事業法人、金融法人、ディーラー経験
現在、延べ2万人近くの個人投資家に日本株の売買指導を行っている。
3年前より「全方位型トレード・システム」を提唱し、多くのプロトレーダーを育成。
著書3冊を出版、新聞、雑誌の執筆や講演も多数あり。
著書紹介

株式投資で成功するためには情報収集が欠かせないため、インターネット上で絶えず情報収集を行う必要があります。

ただ、おすすめの株投資情報サイトはいくつもありますが、サイトごとに強みとなる情報が異なるため、情報収集の目的に合わせた使い分けをしていくことが重要です。

今回は、株初心者におすすめの株投資情報サイトについて、情報収集の目的に合わせて厳選した10サイトを紹介していきます。

この記事を読んで得られること
  • 株初心者におすすめの株投資情報サイトについてわかる
  • 情報収集の目的に合わせて厳選した10サイトがわかる
  • 投資家としてのスキルはどのように磨いていけばいいのかを学べる

株式投資の情報収集は集めたい情報に合わせて株サイトを使い分けよう

株式投資で利益を出し続けている投資家やトレーダーは、絶えず情報収集を行っているとはもちろんですが、「集めたい情報に合わせて株式投資情報サイトを使い分けている」ことも重要なポイントです。

例えば、銘柄選びの情報を集めたい場合には銘柄分析に特化したサイトを使い、経済指標について知りたければ経済指標に特化したサイトを使い、ニュースについて知りたければ経済ニュースに特化したサイトを使うといった具合です。

特定のおすすめ株投資情報サイト1つだけで、あらゆる情報収集を行ってしまうと、情報が偏ってしまい、多方面から情報を集めている投資家より不利になってしまいます。

また、株式投資において情報収集は重要ですが、投資において情報はあくまで投資判断の一つに過ぎません。

集めたい情報に合わせて株投資情報サイトを使い分けた上で、投資の最終判断はあくまで自分の頭で考えた上で行うようにしましょう。

銘柄選び・銘柄分析におすすめの株サイト

銘柄選びや銘柄分析におすすめの株投資情報サイトを押さえておきましょう。

Yahoo!ファイナンス

「Yahoo!ファイナンス」は、投資・マネーの総合情報サイトです。

株投資情報サイトとしては最も基本的なサイトとなります。

日経平均株価やダウ平均、ドル円相場といった全体相場の動向を確認できるほか、「ヘッドラインニュース」ではマーケット関連のニュースをタイムラインで確認することが可能です。

モーニングスター社やフィスコ社の記事を速報で配信しているため、「今日の日経平均はどうなったのか?「値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はどうなったのか?」「出来高や売買代金はどうなっていたのか?」といった全体相場の概況を、市場が終わったら毎日チェックしておくことができます。

また、銘柄分析サイトとしても非常に優れており、各銘柄の情報を個別で確認できるほか、「株式ランキング」からは値上がり率・値下がり率ランキングはもちろん、配当利回りやPER・PBRなどでスクリーニングすることもできます。

株式投資の総合情報サイトとしてはもちろん、銘柄分析サイトとして活用するようにしましょう。

→Yahoo!ファイナンスはこちら

株探(Kabutan)

「株探(Kabutan)」は、有望株の発掘・選択をサポートすることに特化した株情報サイトです。

株探が強みを持つのは、テーマ株(関連銘柄)で銘柄を絞り込めることです。

「半導体関連銘柄」や「バイオテクノロジー関連銘柄」、「ロボット関連銘柄」といったテーマで検索すると、該当するテーマ株を網羅して表示することができます。

また、銘柄検索すると、その銘柄が属するテーマが表示されます。

例えば、【7203】トヨタ自動車で検索してみると、銘柄ページのテーマに「自動車」「電気自動車関連」「燃料電池車」「自動運転車」「全固体電池」「MaaS」などトヨタが関連するテーマが一覧で表示されます。

テーマ以外にも、配当利回りや信用倍率、決算情報やニュースなど、個別銘柄に関するあらゆる情報が網羅されているため、銘柄分析において右に出るサイトは他にないと言っても過言ではありません。

→株探(Kabutan)はこちら

会社四季報オンライン

「会社四季報オンライン」は、東洋経済が出版する株式情報季刊雑誌「会社四季報」のオンライン版です。

企業の業績や財務情報、成長性などを勘案して銘柄分析を行う「ファンダメンタル分析」において、会社四季報は唯一無二の株式情報誌であり長期投資家のバイブルであることは広く知られています。

「会社四季報オンライン」は、会社四季報のオンライン版だけあって、個別銘柄のファンダメンタル分析においては、他のサイトの右に出るものはありません。

個別銘柄のファンダメンタル分析に基づいた長期投資を手掛けたいと考えている場合には、必ずブックマークしておきましょう。

→四季報オンラインはこちら

株ドラゴン

「株ドラゴン」は、個別銘柄のランキングにおいては他サイトの追随を許さない独特の株式情報サイトです。

「株ドラゴン」は、あらゆる種類のランキングがあり、常に最新の情報で銘柄を比較・抽出できることが最大の特徴です。

例えば、「今年に入ってから大きく上げている銘柄を知りたい」と思ったら、ランキングの種類で「年初↑」を選べば、年初来安値からの値上がり率ランキングを表示することができます。

「Yahoo!ファイナンス」にもランキング機能はありますが、「株ドラゴン」のランキング機能はマニアックな抽出が可能であり、使い方次第では他の投資家をリードした銘柄分析をすることが可能です。

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→株ドラゴンはこちら

96ut.com

「96ut.com」は、新規公開株(IPO株)の銘柄分析におすすめの株情報サイトです。

これから上場予定のIPO株の情報について網羅されていることはもちろん、過去のIPO銘柄についても2001年から全て網羅されています。

IPO投資に興味のある方やIPO株のセカンダリー投資に興味のある方は、ブックマークしておくことを推奨します。

→96ut.com

経済指標におすすめの株サイト

株式投資を行う上では、日々更新される経済指標をチェックしておくことが欠かせません。

経済指標におすすめの株情報サイトを押さえておきましょう。

トレーダーズウェブ

「トレーダーズウェブ」は、株式・FX情報を配信する総合投資情報サイトです。

「トレーダーズウェブ」は、経済指標や経済スケジュールに優れており、こちらのサイトさえ押さえておけば経済指標については問題ありません。

日本株の市場スケジュールや決算発表スケジュールはもちろん、信用倍率や信用評価損益率、逆日歩といった信用取引に関する情報も掲載されています。

また、海外市場のスケジュールや世界株の指標についても網羅されています。

→トレーダーズウェブはこちら

経済ニュースにおすすめの株サイト

株式市場は、経済ニュースが材料となり動くことが多々あります。

最新の経済ニュースを得るために、おすすめの株情報サイトを押さえておきましょう。

日経平均電子版

「日経平均電子版」は、日本経済新聞のウェブサイト版です。

「日経平均電子版」の最大の特徴は、ニュースの速報性にあります。

紙で発行される日経新聞は情報発信までタイムラグがありますが、「日経平均電子版」が速報で報じたニュースは、即座に株価に反映されることが少なくありません。

日本株に影響力を持つニュースサイトとしては、右に出る媒体は他にないと言ってよいでしょう。

→日経平均電子版はこちら

ブルームバーグ

「ブルームバーグ」は、世界の最新金融ニュースやマーケット情報を提供している世界的経済メディアです。

「ブルームバーグ」は、世界経済ニュースサイトとして押さえておくことをおすすめします。

例えるなら、「日経平均電子版」の世界経済版ニュースサイトとして認識しておきましょう。

日本株投資しかしていなかったとしても、日本株は米国株や世界株の影響を強く受けるため、海外ニュースと無縁ではいられません。

また、米国株の情報にも強いため、米国株投資を手掛ける際にも、お世話になることが多いサイトです。

→ブルームバーグはこちら

リアルタイム情報におすすめの株サイト

株式市場は、「日経平均電子版」や「ブルームバーグ」などのニュースサイトよりも早く反応することもあります。

マーケットの一次情報を得るために押さえておきたいサイトを見ていきましょう。

日経225先物リアルタイムCME SGX

「日経225先物リアルタイムCME SGX」は、日経平均先物の値動きをリアルタイムで確認できるサイトです。

投資界隈で「CME」という言葉が出てきたら、こちらのサイトを指ことが一般的となっているほどです。

日経平均株価は、日本市場が閉まる15:00に大引けとなり、翌営業日の9:00になるまでは値が付きません。

しかし、アメリカのCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)と、シンガポールのSGX(シンガポール証券取引所)では、日経平均先物が取引されており、日本市場が閉まっているときも値が動いています。

例えば、NYダウが暴落となった場合には、次の日の日経平均株価は大きく下げて寄り付きますが、このようなときに「日経平均は、どの程度の価格で寄り付くのか?」を占う上で最も参考になるのが、日経平均先物の動向です。

→日経225先物リアルタイムCMESGXはこちら

Twitter

最も速報性の高いサイトの一つとしては、つぶやきSNS「Twitter」が挙げられます。

cis氏(@cissan_9984)やテスタ氏(@tesuta001)といった有名トレーダーもTwitterをやっており、どこよりも早い最新ニュースが得られることもあります。

ただ、Twitter上では情報商材詐欺やアフィリエイト目的でつぶやく投資アカウントが非常に多いため、よほど信頼のおける情報源でない限りは信用することにリスクがあることも確かです。

他の株情報サイトにも言えることですが、あくまで数多くある情報源の一つと認識するに 留めておくようにしましょう。

→Twitterはこちら

まとめ

今回は、株初心者におすすめの株投資情報サイトについて、情報収集の目的に合わせて厳選した10サイトを紹介してきました。

株式投資では情報収集が欠かせませんが、集めたい情報に合わせて株投資情報サイトを使い分けることが何よりも重要です。

例えば、全体相場に関する情報は「Yahoo!ファイナンス」で収集し、銘柄分析の情報は「株探(Kabutan)」で収集し、経済指標や市場スケジュールの情報は「トレーダーズウェ ブ」で収集するといった具合です。

また、いくら信頼のおけるサイトの情報であっても、株式投資において情報はあくまで投資判断の一つに過ぎないと認識しておくことも重要です。

株投資情報サイトで情報を仕入れ、その情報から自分の頭で考えて投資判断に繋げていくことでしか、投資家としてのスキルが磨かれていくことはありません。

紫垣 英昭

この記事をかいた人

投資家 / オープンエデュケーション株式会社代表取締役。1964年大阪生まれ。甲子園出場経験者。大学卒業後、証券会社に勤務し、事業法人、金融法人営業、自己売買部門を担当。証券会社退職後、株式投資をはじめ、 日経225先物、FX等の売買指導を行い、個人投資家から絶大なる信頼を得ている。証券会社時代に培ったスキルを投資初心者でも理解できるよう売買指導を行い、今では3000人以上の受講生を抱え、「真に自立できる個人投資家」を輩出するために積極的に活動している。著書に『初心者でもがっぽり儲かる大化け「低位株」投資法』(幻冬舎)『億を稼ぐ投資法則』(ユウメディア)『少額資金で儲ける株ゴー ルデンルール』(ユウメディア)がある。